ジャケット2010年03月10日

寒い冬も やっと終わりを告げそう
今年の冬、コタツの中で韓流ドラマを見ながら
編み物をするのが至福の時でした。
変わった糸で編み上げた ジャケット
長編みだけで ざくざく編んだだけなのに
素敵に出来て 満足です。

ほかならぬ人へ (白石一文)2010年02月12日

直木賞 ほかならぬ人へ
究極の恋愛小説と言うことだったが なんだかなー
明生はキャバクラで知り合ったなずなと結婚するが 
なずなには忘れられない人がいる。
苦しむ明生は 女性の上司の東海に相談するが、、、

もう一篇の「かけがいのない人へ」でも思ったことだが 
少し結婚というもの軽く考えすぎ。
それに たった180ページの中で 
若くして3人も(東海の夫も含めると)死んでしまうとは。 
その辺も安易過ぎるような、、、

でも東海が明生を慰めて言う言葉が印象的
「宇津木、生きてたらいろいろあるよ。でもね、
何年か経ったらどんなことでも大したことじゃなかったって分かるから。
人間はさ、そうやって毎回自分に裏切られながら
生きていくしかないんだよ」
人に裏切られるではなく自分に裏切られる 
そうかもしれない。 心に残る一言でした。
(第142回 直木賞受賞)

ひまわり事件 (荻原 浩)2010年02月11日

ひまわり事件
お年寄りに明るさと活力を
子供たちにいたわりの心と人生の知恵を 理事長の考えから
ひまわり幼稚園と老人ホームひまわり苑を 
さえぎる塀は取り壊わされるが、、、

どこにもいそうな子供たち、年寄りたちの不満が
エスカーレートしていくさまがユーモアたっぷり描かれています。
荻原 浩の作品って  オーバーな表現でも 
本音、本質が揺らがないから おかしさと哀れが
伝わってくるのですね。

終の住処 磯崎憲一郎2010年01月30日

本文からの抜粋(若い頃の営業と接待の日々、上司の罵声、
深夜残業、家計のやりくり 赤ん坊の夜泣き、寝不足のまま
朝起きるつらさ、どうしても抜け出すことの出来ない不倫関係、
自己嫌悪、そして妻とのすれ違うばかりの緊張した生活)
そして11年間妻は口を利かなかった。初老男性の半生小説。

女性からするとあまりにも勝手過ぎると思う
自分だけが苦労してと 事細かく描いているが 
妻の気持ちなどひとつも書かれていないし共感できない。
それでも赤ちゃんかわいさに家に大急ぎで帰るにも
「子供というのは実は、、、虐げられた存在ではなく、
あらゆる社会経済情勢の変化や 大人側の事情に対して
問答無用で優位に立つことが出来る圧倒的な強者なのだ」 
感情はまったく感じさせない理屈っぽい 
描き方が文学的というんだね きっと
(第141回 芥川賞受賞)

鉄の骨 池井戸 潤2010年01月18日

ゼネコンの不正入札の話です。
平太は入社三年目。みんなから 談合課と言われている 
業務課に配属されるが 彼女との仲も危なくなっていく
談合の仕組み、やみ献金の仕方 建設業界の裏事情入門という感あり
マネーロンダリングして正当なお金にしていく描写は唖然とします。

二日前「政治家と金問題」土地購入に不正があったと 
政治家が逮捕された。まったくタイムリーな小説です。
民主党の大物政治家とイメージが重なり
 あたかも今実際行われているように思うほどリアリティがありました。

直木賞候補になった小説です。今回は取れなかったけど
今後の 作品も注目していきたい。

フリーター 家を買う 有川 浩2009年12月19日

新卒で入った会社を3ヶ月で退職 バイトで小遣い稼ぎをしている
誠治 25歳。そのうち良い会社に就職と軽く考えているが 
母が重度のうつ病になったことから のんきな生活は終わる。
 
前半は結構重い内容です。母の心の病気を理解できない父。
リストカットされて 初めて事の重大さに気がつく場面など
つらくなります。それでも母の病気がきっかけで 
誠治は 強くたくましく未来に向けて 就活に励み始め 
どん底から這い上がっていくさまは 好感持てます。
読みやすく軽いタッチで書いてあるけど
心の病気、夫の無理解、引きこもり、人間関係、就職難 
などなど問題提起していて考えさせられます。
題名どおりハッピーエンドでよかった!よかった!

富士山を見に行ってきました2009年12月07日

日曜日 お天気も良いし富士山に会いに行くぞーと
JR主催のウォーキングに
張り切って出かけたのはいいけど 
急な坂のみかん山に 少し無謀だったかと
へとへとになりながら上りきったとき 
目の前に現れた富士山に大感激 来てよかった!

紅葉2009年11月30日

今年の紅葉狩りは 河口湖に行こうか そうだ京都に行こうなんて
夫婦で盛り上がっていたのに 結局 「安近短」でいいやと落ち着き
遠州森町の小国神社に行ってきました。赤いもみじはやっぱり素敵

ぱっと咲いて散る桜とか 枯葉になる前の赤いもみじとか 
短い時期にしか見られない風景に すごく惹かれるようになりました。
やっぱ日本人だから?それとも年老いたから?

魂萌え 桐野夏生2009年11月22日

突然夫を亡くした専業主婦の敏子59歳。
涙の乾く間もなく夫の愛人が現れ、
音信不通だった長男が妻子連れてアメリカから帰国 
遺産相続で もめる事に

世間知らずで夫の庇護のもとで暮らしてきた主人公が
 家出してカプセルホテルに泊まったときから、
徐々にたくましくなっていく様子がリアルに描かれていて
引き込まれます。
敏子のことを心配する友達もそれぞれ個性的で飽きさせません。
 また結婚詐欺に会う老人が登場する。若い女性にだまされるのが
分かっていたのに大金を出した心理が描写されているが 
近頃話題になっている数人を殺したと言われている
女結婚詐欺師と重ね合わせ 男の心理が少し理解できたような気がします。

敏子と同年輩の私 他人事ではありません。
主人公が身近に感じました。
伴侶を亡くすということは、老いるということとは 
考えさせられる小説です。

桐野夏生はサスペンスや非日常な作品が多いが この小説は 
一般市民の目線で描かれていて 一味違った作品で好感が持てます。

モザイカルチャー世界博2009年11月19日

浜松フラワーパークで開催されている 浜名湖立体花博も
閉幕まであと一週間 あわてて行ってきました。
壮大な緑のアートはそれぞれ趣向をこらし素敵なできばえでした。
写真は長崎の平和の像 筋肉の細かい動きまで忠実に再現したと
いうだけあって リアルで見ごたえありました。