運命の人 (1~4) 読みました2009年09月06日

新聞記者の弓成は外務省の事務官三木昭子から
沖縄返還に際しアメリカと密約があった極秘文書を入手する。
大スクープと思われたこの事件は 「情を通じ」と
スキャンダラスに報道され三木は逮捕、
弓成も「そそのかし罪」で有罪となる。
1971年の 外務省機密漏洩事件を描いた ノンフィクション小説です。

「報道の自由は」「国家機密とは」色々なこと考えさせます。
その後 アメリカで 公文書が公になったり 日本の当時の局長も
密約があったことを認めている
衆議院選挙最中 テレビでの党首討論の時 
麻生総理が「日米の間には密約はなかったと聞いている」と
シラッした顔で言い切ったので 唖然としました。
今の政府は いまだに密約は認めていないのです。
この本に 国民は知る権利がある。何事も情報公開は必要である。
また  戦争は二度としてはいけないという 
強いメッセージを感じました。

山崎豊子は 今年85歳 多数の方を取材し、
参考資料を100冊以上読み 
書き上げた4冊の大長編小説 その情熱に頭が下がります。

香嵐渓の青いもみじ2009年09月18日

夫が今年の紅葉は香嵐渓に 行きたいと言う
「だけど 紅葉の頃はものすごく混むと聞いてるよ」と私

それなら今頃行けば良いじゃん、空いてるから 
(なんとも 焦点のずれた夫婦) 
というわけで 香嵐渓に緑のもみじを見に行って来ました

さすがこの時期には 人も少ないだろうと思ったのに 駐車場は満車で
シーズンでもないのに良く来るなーなんて 感心したりして、、、

丘の上の食堂で (そば 鮎の塩焼き、五平餅 野菜の煮物)
 変な取り合わせの定食だったが 素朴な味でとてもおいしかった。
緑のもみじが 赤くなった時を想像しつつ 楽しんできました。

つい 買っちゃいます。2009年09月28日

買い物帰り ついホームセンターの園芸コーナーに寄ってしまう。
「見るだけよー」と自分に言い聞かせていくのに 
いつの間にかレジに並ぶことに。
前に並んだ奥さんと お互いのかごの中を覗きながら
「買うつもりではなかったのに 欲しくなってしまって」
「私もそう。家に帰ったら 植える場所探さないと」などと話してたら
レジの女性 「お花好きな人 ほとんど病気です」だって
お花買い物依存症になってしまったのかしら?