平成猿蟹合戦図 (吉田 修一) ― 2011年12月12日

純平はひき逃げの現場を目撃する。犯人を脅して口止め料を取ろうとするが、、、
悪い奴もいい奴も、ごちゃごちゃなって 猿蟹合戦の 始まり始まり。
芥川賞作家の吉田修一の小説が「横道世之介」「悪人」から
少し作風が変わってきたなと思っていたが
この小説は、修様どうしちゃったの?と思うくらい はじけちゃっています。
ユーモアあり、ペーソスあり。 繋がりのない多数の登場人物が、
どのようにかかわりを持っていくのか スト-リーがどんな風に展開するのかと
わくわくするほど面白い。エンターテイメント小説でも 登場人物の胸の内を
しっかり描いていて さすが吉田ワールドと感心しました。
純文学もいいけど、しばらくこの路線でお願いしたいものです。
悪い奴もいい奴も、ごちゃごちゃなって 猿蟹合戦の 始まり始まり。
芥川賞作家の吉田修一の小説が「横道世之介」「悪人」から
少し作風が変わってきたなと思っていたが
この小説は、修様どうしちゃったの?と思うくらい はじけちゃっています。
ユーモアあり、ペーソスあり。 繋がりのない多数の登場人物が、
どのようにかかわりを持っていくのか スト-リーがどんな風に展開するのかと
わくわくするほど面白い。エンターテイメント小説でも 登場人物の胸の内を
しっかり描いていて さすが吉田ワールドと感心しました。
純文学もいいけど、しばらくこの路線でお願いしたいものです。
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