愛しの座敷わらし (荻原 浩)2009年04月07日

晃一は転勤を機に古民家を借りることにする。妻央子 娘の梓美 息子の智也 そしてバァバの五人家族。古い家は嫌だと 反対する妻を あれやこれと説得する 晃一がいじましい。
築百三年のこの家には 座敷わらしが住みついていた。家の中がトゲトゲしてたのに この座敷わらしの出現で家族の絆を取り戻す ハッピーな物語。

方言がうまく使われていて「・・・・がんす」「・・・・すっぺい」などローカル色豊か。梓美 智也が田舎暮らしになじんでいく姿がほほえましい
 ユーモアとペーソスがうまくミックスされていて 読後がとてもさわやかでした。

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