オリンピックの身代金 (奥田 英朗)2009年05月05日

島崎国夫は東大生。秋田から出稼ぎに来ている兄が 死亡してしまう  兄の仕事を知るため 島崎も工事現場で働くが、、、
 昭和38年東京オリンピックの年、
高度成長する東京と地方との格差が激しかった頃 
出稼ぎに来ている人たちの苦労、
過酷な労働が赤裸々に描かれている。

工事中の事故で 夫を亡くした妻が 秋田から出てきて
 遺骨を抱いて東京タワー見物に行く 
「東京は祝福を独り占めしているような とごろありますねえ」
と言う場面 泣けます。 真剣に読んでいたら、
いつのまにか 島崎がテロリストに。後半は 島崎と刑事の攻防戦 
島崎にしても ヒロポン打ったり、老スリを仲間に入れたり 
行き当たりばったり。

たくさんの 参考文献を読んで 社会派小説を書けるのに
娯楽小説になってしまって わたし的には 残念でたまりません。

ヒメウツギ2009年05月06日

白い小さな花をびっしりつけてヒメウツギの花が咲きました。
ビオラたちもまだまだ元気です。
昨年までパンジーを多く植えてましたが 綺麗なときが短かったので
今年はビオラに変えてみました。
花数も多く 長く楽しめるのが何よりうれしい。
種もたくさん取れそうで 来年の春もビオラにします。

鯉のぼり2009年05月11日

5歳の孫から もらった鯉のぼり とても素敵に出来てます。
バアバは とってもうれしいよ。
つい最近まで 赤ちゃんだったような気がしていたのに
孫の成長は あっという間です。
幼稚園で 紙を切ったり 貼ったりしている姿を想像するだけで
うれしく 楽しくなります。

フラミンゴの家 (伊藤たかみ)2009年05月13日

別れた妻が癌に冒され正人は娘の品をしばらく預かる事になったが

品は小学6年生 6年前に別れて 会うこともなかったが 
大きくなった娘に対して戸惑ったり
どう接していいか解らない正人の心情、
品もこの先 母が亡くなったらどうなるのか  
正人が信頼できる人か冷静に判断する様子が
本当に良く描かれている

神社の境内で 品に母が癌である事を告げるとき
「羽のほころびた蝶をカマキリが狙っている。助けてやりたかったが
カマキリも腹を空かせているようだった。どちらの味方にもなれず
正人は空を見上げた。抜けるような青、湧き上がる雲 命のやりとりは
天に任せるしかないのか」
正人の心情が良く表れている 心に残るフレーズです。

沖縄に行ってきました2009年05月20日

17日から 2泊3日の沖縄旅行に行ってきました。
日曜日は快晴。次の日から 梅雨に入るとの予報だったので
今日はレンタカーで 東海岸の海中道路を渡ったり、
58号線の海岸線をドライブ。青い空に コバルト色の海
これぞ沖縄と 大満足でした 写真は万座毛より撮ったものです。

沖縄 美ら海水族館2009年05月20日

旅行 2日目 予報どおり あいにくの曇り空。
今日は本部の美ら海水族館に行くことに 
ここは以前 ツアーで来たことあるけど
今日は 時間を気にせず ゆっくり見れて幸せ。
悠然と泳ぐ ジンベイザメやマンタは 
何時まで見ていても飽きませんでした。

ひめひおうぎ2009年05月21日

庭の片隅にそっと顔を覗かせた ひめひおうぎ
草丈10cmほど 花も2cm位なのに すごく存在感あります。
花が終わると 光沢のあるルビー色の種が出来ます。
その種を見るのも楽しみです。

つるバラ アンジェラ2009年05月22日

今年もバラが咲きました。
四季咲きだけど 
春のバラが一番きれいです。

ニオイバンマツリ2009年05月23日

ニオイバンマツリが咲きました。
アメリカジャスミンともいわれ
とても良い香りです。花は濃い紫から だんだん白に変わり
グラデーションも楽しませてくれます。
真っ赤なバラも咲き、黄緑のアイビーも今が盛りと
元気に育っています。

ちょいな人々 (荻原 浩)2009年05月28日

社長命令で金曜日はカジュアルな服装と決まり
何を着ていったら 良いか戸惑う 中年サラリーマンの誠一
部下のOLに ジャン、レノに似ているといわれ まんざらでもない。
「ちょいな人」とは「超モテ」でも「すごモテ」でもない 所詮「ちょい悪」
程度という話。

他に ちょっとしたきっかけが どんどんエスカーレートして
 収拾がつかなくなる話が入った ユーモア短編小説です。

「ガーデンウォーズ」は「ガーデニング以上に好きなガーデニングの本」
とか 「ブリ4切れ分のコスモス」とか ガーデニング好きの私は
身に覚えありで いっそう笑えた。

「犬猫語完全翻訳機」 「正直メール」など
 ありえない話を ありそうな話にしてしまうのは、
 人間の本音とか本質が混ぜてあるから 
おかしく リアルっぽくなるんですね。