春は来たけど・・・・2011年04月18日

春が来て 我が家の庭も綺麗に花が咲いたのに 
今年は心うきうきしません。
避難生活をおくっていらっしゃる被災者の皆様のことを思うと
本当に心痛みます。一日も早く緑豊かな町が復興して 
穏やかな暮らしが戻りますよう 心よりお祈りいたします。

人生の使い方 (平 安寿子)2011年04月24日

香織は平凡な主婦、趣味のフラダンスが最大の息抜きだ、
仕事人間の夫洋介の退職後を心配し 渋る洋介をカルチャーセンターのお試し講座に連れて行くが、、、、、

平 安寿子の小説は 中高年に応援歌を歌ってくれるようで心地よい。
少しマンネリのところもあるが
「主婦にとってはね、無心になれるこそが酸素ボンベなの。
子育て。受験戦争。旦那と子供の問題。更年期。親の介護。
次から次に嵐がやってくる。気持ちをゆるめる場所がないと、
すぐ追い詰められちゃうのよ」
「ゆるいのが一番だ。ぴりぴりせず、楽にニコニコ暮らしていきたいだけだ」 うん そうだそうだと頷きたくなるフレーズがいっぱい詰まっている。

川上弘美の小説に 「小説って何が面白いの?」と夫が聞くと
「なんかこう 知らない人が知らないことしてるのに 
だんだん親しい感じになっていくのが面白いのかなー」
と妻が答えるという場面がありました。
平さんの本を読むとこの言葉を思い出します。けなげに生きている主人公に自分を重ね合わせ 私もそうだったわ(少し過去形)
 がんばってとエールを送りたくなります。

浜松 ガーデンパーク2011年04月26日

浜名湖ガーデンパーク
浜名湖ガーデンパークに行ってきました。
何しろこんな素敵な公園が入場料無料なんて!(おばさんは無料が好きなんです)
お弁当を持って夫とよく出かけます。今年は30万株のネモフィラが見ごたえありました。
「俺はバラとチューリップの花は知ってるぞ」と言う夫に「この花ネモフィラ 家の庭にもあるよ」「えっ そうか?」「クレマチス じきに大きい綺麗な花つけるよ」「ふーん」
会話にはなっているけどほとんど覚えていない。以前はせっかく花の名前を教えてあげてるのにと思ったけど 私も車の名前言われても興味が無いように人それぞれ。
こうして二人元気で散歩できることが幸せと 思えてきました。
帰り道 橋の下で大勢の人が潮干狩りをしてました。干潮の日を調べてまた来よう 橋の下ならタダだし。(どこまでも無料に弱いおばさんでした)