県庁おもてなし課 (有川 浩)2011年08月17日

県庁おもてなし課
有川浩は高知県出身。県の「おもてなし課」から観光特使になってくれと 頼まれ引き受けるが、
一ヶ月たっても何の連絡も無い 
どうなったのかとメールすると「まだ名刺が出来てなくて、、、」 
あまりのお役所しごとで民間とずれているのに驚き、これは小説になると 書き始めた エピソード付きの小説です。

 若い職員 掛水が作家吉門に お役所仕事とダメ押しで忠告してくれる言葉に真面目に向き合い、思考錯誤しながら観光誘致に情熱を注いでいくさまが うまく描かれています。二組のカップルの恋話を入れて 
フィクション半分、実話半分という感じです。

露店が並ぶ日曜市や すごい山奥の馬路村など行ってみたい。
ガイドブック見るより その土地の魅力を文字だけで
リアルに伝えるなんて たいしたものです。

対談の中で有川が言います
「じぶんの地元にあるもの「大したこと無い」って、決めてかかっちゃうのはどうかなと思うんですよ。「自分たちの地元こそいいものがあるよ」って もうちょうと自覚的に考えいけたらいいのかと」
震災まえに読んだら 心に残らなかったかも。
今 心からそう思います。「私の地元は、本当にいいところ」と。

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